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中国の企業を見て思った。これ、もう"会社"の組織図じゃない。

business6139
8月25日
読了時間: 3分
新しい試みなのでしょうか?西瓜がぶら下がっています
新しい試みなのでしょうか?西瓜がぶら下がっています
お化け青唐辛子 大ぶりでも、しっかりと辛いです。刻んで調味料として、生でもかじって食べるので、非常に唐辛子も消費量が多く、とうとう大きい方がいいだろ?みたいな感覚なんでしょうか・・・。
お化け青唐辛子 大ぶりでも、しっかりと辛いです。刻んで調味料として、生でもかじって食べるので、非常に唐辛子も消費量が多く、とうとう大きい方がいいだろ?みたいな感覚なんでしょうか・・・。
中国名で「恵和」英名の社名は「Weils」上海にある企業です
中国名で「恵和」英名の社名は「Weils」上海にある企業です
総経理は社長のこと 副総経理は、副社長のこと えええ?? 副社長3人もいるの??ここには書いていないけど、部長も各部署に2名づついます。課長まではいました。
総経理は社長のこと 副総経理は、副社長のこと えええ?? 副社長3人もいるの??ここには書いていないけど、部長も各部署に2名づついます。課長まではいました。

以前上海に在住の時に、中国の農業系企業を見学する機会がありました。


最初は「へぇ、立派な会社だな」くらいに思っていたんです。


でも、組織図をよく見ていたら、だんだん不思議な感覚になってきた。


これ、会社の組織図じゃなくて、国家の組織図に見える。


1|営業だけじゃない。研究も、種苗も、物流も、ECも、全部「社内」にある

取締役会のもとに総経理、そして3名の副総経理。


ここまではよくある話です。


でも、その下に並ぶ部門を見て、目を疑いました。


営業部、開発部、海外営業部、科技項目部、物流部、研究所、協同組合、蔬果種苗部門……。


種の研究から、生産、加工、物流、販売、海外展開、ECまで。


川上から川下まで、すべてが一つの組織の中に収まっている。


日本の青果会社なら、一人の人が営業も仕入れも現場も兼任している、というのはよくある光景です。うちのマルミ青果も、そういう現場の強みで動いています。


ところがこの会社は、「そこまで分けるの?」というくらい、役割が細かく分かれていた。


2|表彰ボードを見て、確信した

会社の壁に、表彰や認定が並んでいました。


✅ 上海市著名商標 ✅ 上海名牌(上海ブランド認定) ✅ 誠信企業(上海市種子生産業) ✅ 小巨人企業 ✅ 創新潜力奖(イノベーション潜在力賞) ✅ 院士専家工作站


最後の「院士専家工作站」は、中国科学院・工程院の院士(中国最高位の研究者)が関与する研究拠点として認定されたことを意味します。


これは、民間企業が普通に取れるものではありません。


国家の最高レベルの研究者が、この農業企業の研究に関わっている。


組織図の「細かさ」の理由が、ここでつながった気がしました。


3|農場に入ると、さらに驚いた

実際の農場へ足を踏み入れると、目の前にこんな光景が広がっていました。


スイカが、ネットに包まれて空中に浮いている。


地面に這わせる日本の一般的な栽培とはまったく違う、立体栽培の研究施設。タグには収穫予定日が記されていました。


そして手渡された唐辛子は、日本のスーパーで見るものとはサイズも品種も別物。緑、黄緑、そして赤くなる前の品種まで。中国では唐辛子は"色と品種で使い分ける"食文化が根付いているからこそ、種苗の研究も多岐にわたっています。


4|農業も、国が経営する時代

今回の見学で感じたのは、「農業を産業として設計している」という意志の強さです。


研究、生産、流通、販売、輸出。それぞれを専門の部門が担い、国家レベルの研究者が品種開発に関わり、行政・業界・教育機関との連携を認定として積み上げている。


中国では、農業も国家が経営する。


その現場を、組織図一枚と、農場の空中に浮かぶスイカで、実感しました。


日本の青果業界に身を置く者として、この「設計の差」はずっと頭に残っています。


まとめ


✅ 中国の農業企業の組織図は、川上から川下まで一貫した垂直統合型

✅ 院士専家工作站など、国家最高レベルの研究機関との連携が認定されている

✅ 立体栽培・品種開発など、農場の現場にも研究の深さが表れていた

✅ 農業を「国家が設計する産業」として捉える中国の姿勢を、現地で実感した


マルミ青果株式会社 / 青果物の仕入れ・加工・卸販売

記事:マルミ青果株式会社 広報 WATANABE


 
 
 

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